|
家庭教育フォーラム「ギバちゃんと語ろう!」に参加して |
|
秋田生まれの柳葉氏が18歳の頃に上京し、東京で俳優として成功。その柳葉氏がなぜ秋田に戻ってきたか、又自身の子育てや秋田でのまわりの環境などについて、コーディネーターの石垣氏とのユニークなやりとりで、楽しく聞かせていただいた。
東京に比べると、秋田は「何もない。不便。」などマイナスな面が先に思い浮かばれることが多いが、柳葉氏曰く、「隣近所の人とのコミュニケーションがとれる秋田のような所が子育てには最適。秋田県民はもっと秋田の良いところを誇りに思うべ きである。」
確かにわたしたちは、この自然豊かで人情あふれる秋田で子育てできることの良さを忘れてはならないと感じた。 |
森田 香
|
とっさの時の救急処置 |
8月28日のなるせっ子広場で教えていただいた一部を紹介します。
(日本赤十字社の資料、NHK[すくすく子育て」9月号参照)
【誤飲】
★吐かせたほうがいもの |
たばこ、石けん、洗濯用洗剤、家庭用医薬品、防虫剤(ナフタリン)、化粧品、シャンプー、リンス、クレヨン、乾燥剤 など
※たばこは1本で命の危険があります!
たばこを飲んだ場合は、水を飲ませてはいけない。
液体に溶けたニコチンが急速に体内に吸収される。
飲み残しのジュースやお茶の缶を灰皿にしている場合はとても危険です!
|
★吐かせてはいけないもの |
無理に吐かせると食道を傷つけたり、食堂のただれをひどくします。
一度胃の中に入ったものを吐かせると、肺の中に入って肺炎を起こす危険があります。
強酸性、強アルカリ性のもの(漂白剤、トイレ用洗剤、カビ用洗剤など)、ガソリン、灯油、塗料、薄め液、マニキュア、除光液、画びょう、ピアス、ボタン型電池、防虫剤(ショウノウ) など
※防虫剤、石油製品などの場合は牛乳を飲ませてはいけない。
毒物の体への吸収量が多くなります。!
|
◆病院へ◆
吐かせた方がよいものでも、意識がなかったり、ぐったりしている、けいれんを起こしている場合は無理に吐かせずに、病院へ行きましょう。
飲み込んだものがわかっている場合は、残りを必ず持参してください。
場合によっては、胃洗浄などの処置を行います。
また、ボタン型電池はたとえ短時間でも組織障害をきたす事があるので病院などに相談しましょう。
|
食育 〜正しい生活リズムを身につけましょう〜 |
夜更かし、朝起きが苦手、朝食の欠食…等の生活の乱れから、心や体に不調が出ている子達が増えています。今回は、食育について調べてみました。
<食事で学ぶ智慧(ちえ)>
1、食べ物を選ぶ力
・身体にいい食べ物を選ぶ。
・主食、副菜、主菜のバランスが分かる。
2、食べ物の味が分かる力
・いろいろな食べ物を食べる。
・食べ物の形、におい、歯ごたえ、音、触った感じを体験する。
3、料理ができる力
・自分で食べるものを自分でつくろう。
・きらいな物でも工夫して。
4、食べ物の命を感じる力
・自然が育てた「命」を頂く。
・食べ物や自然に感謝する。…「いただきます」と、合掌する意味。
5、元気な身体が分かる力
・食べ過ぎ、欠食、虫歯、睡眠、運動等に気づく。
「ひろば」に来ている人達に聞きました
〜簡単おいしい、栄養バランスの良いごはん〜
【納豆どんぶり】
材料2人分
挽き割り納豆 1パック
豚挽肉 一つまみ
ニンニク 一片
ねぎ 1〜2本
大葉 2〜3枚
甘醤油(そばつゆのような物)
ごま油
|
@ねぎ、ニンニク、大葉はみじんぎり
Aフライパンにごま油をしいて、挽肉に熱が通ったら→ニンニク→納豆→ねぎを炒める。
B甘醤油(お好みで)で味を調え、最後に大葉を入れて、ごはんにかけて食べる。
調理時間は、A〜Bまでで、約5〜6分 炒め過ぎは禁物
|
【納豆オムレツ】
材料2人分
納豆 1パック
白ねぎ 1〜2本
とろけるチーズ(ピザ用) 適量
たまご 3個
サラダオイル
|
オムレツの中味が納豆というだけですが、
@たまごをとく。
A短冊切りしたねぎと納豆とチーズを混ぜる。
Bフライパンにたまごを流し、Aを包み込み、ふたをして少し蒸らして頂く。成瀬のケチャップで食べるのが美味。
調理時間は、蒸らしも入れて7〜8分 弱火調理
|
|
気をつけて!乳幼児の脱水症状 |
乳幼児はからだが小さいので脱水をおこしがちです。
しかも自分の症状をうまく伝えることができないので、大人はよく見てあげましょう!
●発熱
処置方法
涼しい木陰に移し、スポーツドリンクなどを与え、寝かせてしばらく様子を見ます。
⇒身体が異常に熱くなっていたり、意識障害、けいれんがあるときは救急車を!
●嘔吐・下痢
処置方法
スポーツドリンクなど30分〜1時間毎に30mlほど与えます。
翌日からお粥にして5日〜1週間かけて戻していきます。
⇒激しい嘔吐や下痢が続くときは、すぐに小児科を受診しましょう!
脱水を示す危険信号
●のどの渇きをいつも以上に訴える。
●元気がなく、ぐったりしている。
●不機嫌になり、少しの刺激に過剰に反応し泣く。
●泣いても涙がでてこない。
●8時間以上おしっこが出ていない。
●赤ちゃんは、大泉門に触るとへこんでいる。
このようなサインがあれば、かなり脱水が進んでいます。急いで小児科を受診しましょう!
HP 家庭の医学より 抜
|
子どものしつけについて |
『親が子どもにしてやれることで、特に大切なのは、子ども時代に楽しい思い出をたくさん作ってやることです。』
ターシャ・テューダーの言葉
アメリカのバーモント州の山奥で花を育てナチュラルライフをしている絵本作家。その生活の中から生まれるかわいくて美しい絵本がたくさんあります。
■体罰について
体罰は身も心も傷つけるばかりか、弱い者への攻撃心までうえつけます!
子どもは「ぶたれた!」というショックが強く、ぶたれた理由も理解できないばかりか、「強い者が弱い者を、力ずくで支配する」というネガティブな仕組みを学んでしまうことになります。そして、自分より弱い者に対して、同じように力を行使するようになってしまうのです。
■叱るときは
子どもの人格についてあれこれ言うのではなく、行為を叱るよう十分意識しましょう。
ポイント
◎子どもの成長段階を考える
◎子どもの個性を理解する
◎ふだんから愛情をたっぷり「貯金」しておく
◎ほめて意欲をのばす
逆効果な文句
「いいかげんにして!」
「なにやってるの!」
「何度言ったらわかるの!」
「うちの子じゃありません!」
「○○にいいつけるよ!」
「思わずむかついて山のように怒ってしまった」という場合、「むかついた」という時点で、これは教育でもしつけでもありません。「むかついて」という言葉は「ゴミ」です。
「ゴミ」は相手に向かって投げず、ゴミ捨て場に出しましょう。
NHK[すくすく子育て]参照
育児中は自分の時間が取れないし、夜泣きや授乳で眠れないしと、ストレスがつきもの。そんなとき「なるせっ子広場」を利用してみてください。みんな同じようなことを経験していますから、それぞれの対処法が参考になったりすることもあると思います。何よりおしゃべりってけっこう楽しい!
|
ノロウイルス ってなあに? |
○感染性胃腸炎の原因となるウイルスの1つ
○冬季に多発
○感染すると、嘔吐、下痢(水様性下痢)、発熱が主にみられ、風邪の症状と似ている
○症状は、2〜3日程度だが、ウイルスは、糞尿中に2〜3週間も残る
○幼児や高齢者は、脱水症状から重症化する場合もある
■感染の原因は・・・
○下水や排水から海に流れたウイルスがたまった二枚貝などの生食
○それらをあつかった調理人の手から他の食品への汚染
○ウイルスに汚染された水を使った調理
○嘔吐物や糞尿に排出されたウイルス
■予防は・・・
○手洗い → 外出後、トイレや食事の前
○食品の十分な加熱 → 食品の中央まで(中央温度が85℃以上一分以上)火を通す
○調理器具の消毒 → まな板、付近などはよく洗い、熱湯や塩素系漂白剤で消毒
○嘔吐物や糞尿の適切な処理
→(1)マスクや手袋をし、速やかにビニール袋に密封して捨てる
(2)嘔吐物で汚れた床などは、ふき取った後、塩素系漂白剤で消毒する
(ウイルスが残っていると乾燥して空気中に飛散します!)
*市販の塩素系漂白剤は薄めて使いましょう。
|
子どもの風邪 受診のタイミングは? |
◆かぜのウイルスは300〜400種
一生かかっても克服できません。
そのうえ、より強力になろうと、たえずその型を変えています。
◆かぜをひきながら少しずつ成長し、健康を手に入れます
「たかがかぜ」、でも「かぜは万病のもと」。
すぐ病院へ連れて行ったらよいのか、それともしばらく家で様子を見ても大丈夫なのかの判断は難しいかもしれません。
けれど「いつもと違う」という直感が働いたり、判断できるのは普段子どもの身近にいる親であればこそです。
せき |
★呼吸が苦しそうな激しいせき
肺炎や 気管支炎など重傷の病気の可能性もあるので、すぐ病院へ! |
★ゼロゼロした湿ったせき
気管支炎などを併発して湿ったせきが続くと、呼吸も苦しくなるので早めに受診をしましょう。 |
★ケンケン、ヒューヒューという甲高いせき
急性喉頭炎やぜんそく、ぜんそく様気管支炎などが疑われます。 |
鼻水 |
★黄色い鼻水がいつまでも出ている
鼻炎や副鼻腔炎を併発した疑いがあります。 |
発熱 |
★熱が3日以上も下がらない
★熱があり呼吸も苦しそう
★4ヶ月未満の赤ちゃんは38度以上の熱があったら機嫌が悪くなくても急いで受診を! |
下痢・おう吐 |
★下痢、おう吐が続く場合
→発熱をともない急速に体の水分が失われます。 |
★そのままにしておくと
→脱水症状が進み、肌がカサカサしてきて、呼吸が速くなります。 |
★重傷になると→
けいれんを起こしたり意識がもうろうとしたりして命にかかわります。 |
※顔色や機嫌は悪くないか、肌やくちびるが乾いていないか、おしっこの量や回数が減っていないかなどに注意! 少しでもおかしいと感じたらすぐに受診をしましょう! |
◆かぜのとき、病院へ行く、行かないの目安◆
機嫌がよく、いつもと同じように遊んだり、食事をしているようなら、軽いせきや鼻水、
37度台の熱があっても、あわてて病院へ行く必要はありません。
かえって、病院でいろいろな病原体にさらされる危険があります。
逆に、かぜの症状はそれほどでもないのになんとなく機嫌が悪くなりがちで、食欲がなく、
ぐったりしているときは、できるだけ早いうちに医師の診断を受けましょう。
(NHKすくすく子育て12月号から抜粋)